オストワルドは

オストワルドは仕事しろ
4NH3 ＋ 5O2 → 4HNO3 ＋ 6H2O

昔くはね氏の日記にも載っていた気がしないでもないですが…
一応3月分の日記がこれで終わりでキリが良いので語呂合わせは一旦終了。まだいくつか紹介し切れてないのがあるのですが、それはいずれww

で、「オストワルドは仕事しろ」とは言いつつも彼はすごい量の仕事をしたことで有名。特に硝酸の工業的製法で有名（ノーベル賞）ですが、他にも触媒の定義、希釈律、A判の考案などなど。触媒の定義はWikipediaにも載っていませんでしたが彼の功績の中ではオストワルド法の次に重要だと思います。というか、触媒の研究の延長にオストワルド法があったわけですが。

ちなみに高校物理では必須事項のボルツマンですが、彼はオストワルドと対立した結果、うつ病になって自殺したんだとか。詳しく言うとオストワルドは観念的エネルギー論派、つまり原子の存在を認めていなかったのに対し、ボルツマンは原子論派だったのですが、当時の論争でボルツマンは敗れて自殺（確か入水）したらしいです。
なかなかすごい話。

ちなみにオストワルドのおかげで第1次世界大戦はすさまじい爆薬戦となり、その一方で肥料の生産も加速して人口も増えたそうです。ちなみにオストワルド法の数年後にハーバーとボッシュがアンモニア合成に成功しているので、これによって実用化されたと言えるようです。


まぁどうでもいい話でした。
いよいよ高3ですね。。

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